いかがお過ごしでしょうか、かにみそです‥‥。
我が家の愛犬がこの世を去りました。
成犬になっても体長32cmほどしかない超小型チワワで、「気道が狭いうえ小さすぎて手術に耐えられない可能性があるため、短命になるかもしれません」と言われていました。あと少しで10歳になるところでした。
もう2、3年は生きていられるんじゃないかと思っていただけに、少し動揺しています。
時は少し遡り、ある時、会社からインフルエンザの予防接種に関する募集がありました。
インバウンド需要が今ほど盛況でない10年以上も前、一度10月に罹患したことがあり、3歳や1歳の甥姪に移すとよくないので早めに接種しようと思い申し込みました。キャンセル不可です。
接種できそうな最速の日を希望したのですが、ちょうどその頃、構ってあげられる時間が少ない時に出るいつもの拗ね(すね)なのか食欲不振なのか餌を口にしない愛犬。ただ、元気そうに見えたので、普段と同じ接し方です。
そのまま予防接種当日になり、接種を終え帰宅し愛犬の相手をしようとカーペットに伏せていた愛犬に目をやると‥‥
明らかに何かがおかしい‥‥、なんだろう、今まで見たことのない、まるで何かに押しつぶされたかのような足の広げ方。

まさかと思い体を揺すりながら名前を呼んでも‥‥反応なし。呼吸もしておらず(呼吸をする際の胴体の浮き沈みが無く)体も冷たくなり始めていました。

床に伏せたまますでに息絶えており、最期の瞬間を看取ってやれませんでした(つД`)
数十分ほど前にこの場所へ移動したところまでは両親も確認していて、この場所で特に苦しんでいた様子もなかったとのこと。
「‥‥予防接種に行っていなければ、あるいは‥‥」と、少し勘ぐってしまいました。
ただ、亡くなる前夜、両親とも外出となったため1人で食事することになったのですが、外食をと思い身支度をしている際に、呼吸が通常時と比べて明らかに速く気がかりだったため、計画していた外食を急遽中止して家にストックしてあったカップ麺でやりすごし、最後の夜を共に過ごしたのは本当に賢明な判断だったなと思います。(あのまま外食して1匹で留守番させて、翌日相手してやれないまま絶命させてしまっていたらと思うと、今頃もっと後悔しているかもしれません。)
LINEにて別世帯の家族に亡くなった報告をすると、悲しむ家族や甥姪たち。(中には学校を休んで最期を見に来るとまで言い出した甥姪も。学校に行くよう説得するのに登校直前までかかったようです。)
以前買っていた犬は自治体にて処理してもらっていたそうなのですが、ここまで愛されていたことが分かったり事態が大きくなったりしたので、「自治体で処理するのはあまりに可哀想だから」とペット葬儀の利用を勧め、葬儀を挙げてもらうことに。

葬儀に備え、たくさんのお供え物を
そして不謹慎かもですが、亡くなった愛犬を偲びながら、ベッドにて最後の夜をともに過ごしました。(前日は母の寝室で、母とともに過ごしています。)

葬儀は、私は仕事で参加できませんでしたが、母が孫に見せる用に写真と動画を撮っていました。

火葬前の様子
遺骨の一部もいただき、共同墓地ながらも永代供養もしているそうなので、近々足を運んでみたいと思います。
今までありがとう、安らかに眠ってください。
さて、それとは別で、当日亡くなる直前に買って開封したばかりの餌(約1か月分)や、ウエルシア薬局で入手した見切り品の「いなばちゅ~る」、トイレマットなどが現在も在庫として虚しく残っています。

何かと後悔の残る最期でしたし、愛犬のいない環境に慣れるまでしばらくかかりそうです。