いかがお過ごしでしょうか、かにみそです。
先月から株主招集通知が続々と届いております。
そんな中、今月届いている株主招集通知の一部に、「株主パスポート」というアプリの紹介が同封されていました。

三井住友信託銀行が開発したアプリのようで、三井住友信託銀行が株主名簿管理人となっている企業の郵便物に同封されていました。

アプリの利用には住所・氏名などの基本情報、銘柄登録には株主番号が必要です。三井住友信託銀行が管理している情報と照合・紐付けするためです。
このアプリに保有銘柄を登録すると、議決権行使書が手元に無くてもアプリから議決権の行使が可能になります。休日に外出先で招集通知を眺め議決権を行使する時があるので、この機能は便利かと思います。

ただ、株主名簿管理人が三井住友信託銀行だからといって、全て登録できるようではないようです。
銘柄名 | 銘柄コード | アプリの案内の同封 | 銘柄登録 |
---|---|---|---|
あみやき亭 | 2753 | 通知書未着 | 〇 |
日本コークス工業 | 3315 | 通知書未着 | 〇 |
ランドコンピュータ | 3924 | × | 〇 |
ENEOSホールディングス | 5020 | × | × |
ワイズホールディングス | 5955 | × | × |
日産証券グループ | 8705 | 〇 | 〇 |
スパークス・グループ | 8739 | 1単元未満のため不明 | 〇 |
三井不動産 | 8801 | × | 〇 |
日本電信電話 | 9432 | 〇 | 〇 |
また、先月招集通知が届いた銘柄は全て登録不可でしたが、来年度には登録できるかもしれません。
今後、株主としてアクションを起こすと物品と交換可能な株主ポイントなるものがアプリに付与される場合があるそうなので、今後の展開を見守りたいと思います。

興味のある方は、アプリをダウンロードして保有銘柄を登録してみてはいかがでしょうか。