情報有益度 E ★★★★☆ F

石川県復興支援旅行(2025年9月)

いかがお過ごしでしょうか、かにみそです。

先日、復興支援という名目で石川県に旅行してきました。

コロナ禍前の2019年に一度訪れています。いろいろな場所にお金を落とすべく、宿泊費は抑えめにして資金確保しました。目的地は、前回と同じ場所です。

日付決済回数決済額合計
9/610回13,115円
9/710回49,920円
9/813回26,392円

計 33決済 89,427円(高速代・宿泊費含む)

今回の旅行は、「三井住友カード ゴールド(NL)」の100万円利用ミッションも兼ねており、63,662円をカードで決済してきました。

千里浜なぎさドライブウェイ

日本で唯一、波打ち際を車で走れる浜辺です。


入水したり浜辺に車両を停めて撮影したり、銘々に楽しむ観光客

年中観光客が訪れるためか、波の影響を受けにくい高台のような場所に海の家や露店もあり、ここで昼食を取ることにしました。


和風ラーメンと焼き蛤(はまぐり)をいただきました

その後写真撮影を挟みながら進み、終点にあるレストハウスで、1回500円の金運砂ガチャなるものを発見。金沢近辺といえば金箔・金粉が有名。金粉を使った商品は豪華に見えるので、お土産にもピッタリです。レアと記載されている、金塊の形をした砂が気になりました。

 

1度回すも、さすがにレア砂は当たらず‥‥。ちなみに、この次にガチャをした方がなんと金塊を当てていました!(金塊当選の期待値が15,000円のため)本物ではないでしょうが、なんか悔しい‥‥。私は株式運用で頑張ることにします。当選を現場で目撃できただけでもラッキーかもです。

ちなみに、夕暮れをバックにした写真も欲しいと思い、後述する和倉温泉からの帰路の際にも寄りましたが、この日は生憎(あいにく)の荒れ模様。

和倉温泉(1泊目)

石川県七尾市にある温泉街です。

能登地方は昨年正月の地震や昨秋の豪雨で甚大な被害が出ており、現在復興中ですが、ここ和倉温泉にも災害の爪痕が今も所々に残っています。エリア内の足湯はどこも稼働していない模様。

以下、撮影画像のごく一部を掲載します。


倒壊したままの灯籠


数々の重機


仕切り板で隔離されたバス停と、隆起したままの道路


修繕・解体作業のための足場

ここ和倉温泉には、創業384年、開湯に至っては約1,200年にもなる共同浴場「総湯」があります。震災時はここも被災し休業していたようですが、現在は営業再開し、復興支援者の癒しの場ともなっています。

前回宿泊した際は、貸切風呂付きのプランを利用したため利用しなかった総湯。自前のタオルを用意しないといけなかったのは失念でしたが、その場で「和倉温泉」が印字されたタオルを購入「復興支援」、「滞在証明」の一石二鳥、物は考えようです。

入湯後は、ふるさと納税サイト「ふるなび」で七尾市に寄付した返礼品として付与された「ふるなびトラベルポイント」で、食事もしてきました。店主曰く、「初めてふるなびポイントを利用してくれた人」だそう。

「ふるなび」公式サイトによると、石川県七尾市でふるなびトラベルのサービスが開始されたのは2022年7月だそう。利用可能施設が幾つかあるとはいえ、まさか3年越しの初めての利用者とは‥‥。応援したい市区町村に寄付できる「ふるさと納税」と、応援したい場所へお金を落として経済を回せる「ふるなびトラベルポイント」というサービスが、復興への一助となることを願います。

事前調査していなかったので知らなかったのですが、翌日は「和倉温泉元気フェスタ」なる復興祈念祭が行われ、活気で溢れていました。まさか偶然祭りに出くわすとは!


写真左側の平屋の建物は、駐車場に建てられた仮設商店街


数々の和太鼓の演技が披露されました。演奏に合わせて餅をついていく「もちつき太鼓」というものも。

金沢周辺(2泊目)

株主優待を利用するため、「ホテルリソルトリニティ金沢」へ宿泊しました。

まずはチェックインを済ませ、「Visa 能登のために、タッチ」キャンペーンに参加するため、「すし食いねぇ!」金沢駅前店(ホテルから徒歩10分ほど)で食事しました。

元100円寿司の頻度が多い私は、最高で1皿1,180円もする店舗のどの皿を食べても、あまりの美味しさに感動。


皿の種類はなんと12種類


お皿がカラフルになってしまう

ちなみにキャンペーンの恩恵は、バイパスが充実していて店舗の発見に至らなかったことと時間の都合で、ここの食事代と兼六園の入場料のみとなりました。金沢周辺は観光できる場所が多くて1日じゃ回れないようです。きっとまた観光しに来ることでしょう。

食事を済ませ再びホテルへ。ロビーでは、九谷焼でいただけるホットコーヒー(金箔入り)が楽しめます。


翌日朝のコーヒータイム。‥‥待って。ひょっとして、金箔入れ忘れてない‥‥?疲れてた?


前夜は九谷焼の容器が出払っていたし、楽しめてないじゃん。


左利きあるある。利き手で飲むと、柄がありません‥‥。

金箔も九谷焼の容器もちゃんと備え付けられているのでご安心ください。

セルフ朝食ブッフェも、「金沢おでん」「めった汁」といった地元ならではの料理が楽しめて満足です。


洋食メイン。飲み物はデトックスウォーター


和食メイン


ごはん茶碗も九谷焼

疲れていたのか、はたまた置いていなかったのか、飲み物がデトックスウォーターしか見つけられませんでしたが、店員さんに聞かなかったので真相は分かりません。

とはいえ、需要の関係で価格が安くなりやすい日曜日宿泊を狙い、5,900円でこれらのサービスを満喫しつつ宿泊できました

さて、能登地方ほどではないですが、ここ金沢にも震災の爪痕が残っています。


金沢城の石垣にも被害が出ている模様


原則元の場所に積み直さないといけないようで、状態の精査や場所の特定に時間を要し復旧にはまだまだ時間がかかる見通し

ただ北陸観光の中心地ということもあり、市街地に目立った痕跡が見当たらない(少なくとも訪れた場所に関しては)ほど復旧の優先度はおそらく高かったでしょうし、北陸新幹線の恩恵を受ける形で月曜日の割には観光客で賑わっている印象でした。


霞が池(兼六園内)


地名「金沢」の由来とも言われている「金城霊沢(きんじょうれいたく)」


金城霊沢のすぐそばに位置する金澤神社


金箔を取り扱うお店「箔一」。
聞き覚えのある店舗名だと思ったら‥‥プレミアム優待俱楽部で屛風時計と交換していました。


金箔ソフト(抹茶)


金沢城の西部に位置する尾山神社で引いた、少しは前向きになれそうな恋みくじ

こうして兼六園周辺でうろうろしている内に時間切れ。帰宅しないといけない時間になってしまいました。名残惜しくも、金沢・能登とお別れです。

長時間かけ、家に無事辿り着いた時には、大量のお土産と大量のすぐチャンチケットが。


旅行前(イメージ)


旅行後


旅行で貯まった、見たことない数のチケット。結果は‥‥「全ハズレ」でした

まとめ

繁忙で疲労が溜まっている中で半ば強引に組み込んだスケジュールだったため、直前に体調を崩すなど一時は旅行自体が危ぶまれましたが、なんとか予定通りにこなすことができました。

旅行先で、「仮設店舗MAP」なるものを入手してきました。復興の一歩として能登地方に仮設された商店街が紹介されており、入手してきたパンフレットと同等のPDFファイルが以下のページで入手できます。(2025年9月21日現在)

能登半島・仮設店舗MAP | J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

パンフレットには、「能登半島の復興が気になっている方、能登へ行こうか迷っている方は、ぜひ足を運び、能登の方たちに会いに来てください。」と記されています。行きたい施設が営業しているかどうか事前確認は必要ですが、あなたの滞在が復興の一助になることでしょう。能登に思い入れのある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。